ディナベックの事業分野
当社はセンダイウイルスベクターなどの独自のベクタープラットフォーム技術を活用して事業を行っています。そのために、他のバイオ企業にはない大きな事業上のメリットが生じています。
特徴1:事業の持続的発展性
ベクターは、様々な遺伝子を搭載して、多様な疾患に対応した遺伝子医薬品を創出でき、また、同様に多様なタンパク質を動物細胞に作らせることができます。ポストゲノム解析の時代になって、個々の疾患の原因遺伝子が多く明らかにされ、今後もその数は爆発的に増加していくでしょう。つまり当社はこれら遺伝子情報を活用することによって持続的にビジネスチャンスを作り出すことができ、事業の発展性が期待されるのです。
特徴2:事業の多様性
ベクターは、基本的には遺伝子を効率よく細胞に運び込み、有用なタンパク質を作り出す道具です。従って遺伝子医療以外にも様々なバイオ事業に応用することができます。つまり当社は当社独自のベクターの特徴を生かし、バイオビジネスの複数の重要な領域で優位性を持って事業を展開することができます。今後その領域は増加してゆくでしょう。この事業は当社のビジネスでの成功のチャンスを拡大しているとともに、安定活動の実現にも役立っています。現在当社は以下のようなバイオ事業を展開しています。
- 遺伝子治療
疾患に関連した遺伝子を当社ベクターに搭載し、対象疾患に於ける高い治療効果を目指します。当社の新しいベクターは細胞に遺伝子を導入する効率や、それから治療用タンパク質を作り出す能力が高いため、遺伝子治療の治療効果を飛躍的に高め、現状では治療が困難な病気を克服する可能性があります。安全性についても特別な配慮がなされており、臨床試験も始まっています。
対象疾患:循環器系、呼吸器系、自己免疫疾患、眼科系、がん
- 遺伝子ワクチン
治療用の抗原遺伝子を搭載したベクターを投与して、病気に対する免疫機能を向上させます。予防や治療の難しい感染症の他、慢性疾患への取り組みがなされています。センダイウイルスベクターの特性を生かした、点鼻型ワクチンも開発しています。
対象疾患:エイズや結核のような感染症、がん、アルツハイマー病など
- 抗体医薬
センダイウイルスベクターと、独自に開発した新しい抗体取得法によれば、これまでの抗体取得法では困難であった膜タンパク質などの抗体を遺伝情報を用いるだけで効率よく作り出せることが判っています。標的タンパク質の立体構造を認識する抗体が得られるので、抗体医薬の開発にも適しています。
- タンパク質製造
センダイウイルスベクターを利用し作られたタンパクを研究用、試験研究用、体外診断薬、医薬品に応用することを目指しています。
- 遺伝子解析
細胞や、動物にセンダイウイルスベクターを使ってタンパク質を発現させ、新しい遺伝子の機能解析や治療用遺伝子の発見を行う事ができます。























