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創薬事業(ライセンス等)

創薬事業では、当社のベクタープラットフォーム技術から生まれる遺伝子治療製剤、遺伝子ワクチン、抗体医薬、医療用タンパク質の製薬会社などのライセンス、および製薬会社とのこれら治療製剤の共同開発を行います。

取組み状況

  1. 重症虚血肢遺伝子治療製剤

    中国国内最大手の製薬企業である北京医薬集団有限責任公司への導出に成功しています(2004年11月)。また、世界初の新概念(細胞質型RNAベクター)の国産ウイルスベクターを使用する遺伝子治療の臨床研究計画の認可が、2006年1月に大臣許可され、現在、九州大学付属病院において第I/IIa相試験が行われています。これは「細胞質遺伝子治療」が世界で初めて試みられたという、先端医療では画期的な出来事と言えるでしょう。

  2. エイズ用遺伝子ワクチン

    2007年5月に、遺伝子治療製剤を世界で初めて上市させたことで有名な中国深セン市のSiBiono社に対して、ライセンス契約を締結しました。

    また、2007年6月には、国際エイズワクチン開発構想(IAVI)との共同開発契約を締結しました。同構想は700億円にものぼる開発資金を世界銀行、各国政府、ビルゲイツ財団などの慈善団体から得ている世界最大、最有力なエイズワクチン開発支援組織です。同構想は当社によるワクチンデザイン、前臨床試験と米国での臨床試験の全てをサポートします。同構想による支援は日本ではこれが初めて、唯一のものであり、世界的にはメガファーマなどが支援を受けているものです。開発された新しいワクチンは先進国と発展途上国に供給されることになります。

  3. アルツハイマー病用遺伝子ワクチン

    エーザイ株式会社と研究協力契約を締結しました(2006年3月)。前臨床試験ではアルツハイマー病のモデルマウスで老人斑が減少する効果が観察されています。より効果の高い治療薬あるいは予防薬開発を目指して、同社と協力して早期の治験入りを図っています。